アクセス度★★★(+★★)
住所:Lampang-Chiang Mai Highway 28-29 Lampang 52190
電話:054-829-333
FAX :054-829-322
象の群れを見るプログラム:土、日14:30~15:30 200バーツ
マハウトトレーニングプログラム:例ホームステイ2泊3日9000バーツ
※マハウトとはゾウ使いのことです。以下は2019年5月の内容です。
幾つかコースがあるのでHPで要確認です。
https://www.thailandelephant.org/thai/
敷地面積:不明(山の中にある)
最寄り駅:チェンマイ市街から車で約1時間30分
ランパーンとチェンマイの間にある。ランパーンのほうが少し近そうです。
※重要な注意として、私が行った時はカード払いが出来ませんでした。事前にプログラム参加費を送金する必要があります。滞在中は水と食事は出していただけるので、行来の交通費とお土産代と、特に要求はされませんでしたがお礼のチップくらいの現金は持っている必要があります。
どんな施設?(個人的感想)
映画「星になった少年」の主人公がゾウ使い(マハウト)になるために留学したのはこちらの施設です。アジアにはゾウ使いの資格証のようなものを発行する観光施設がいくつかあるようですが、ゾウ使いの養成学校があるのはタイではここだけです。
チェンマイとランパーンの中間にあるので、2都市間を行来するバスか列車に乗れば行けそうに思いますが、列車は本数が少ないので現地の方は普通はバスを利用するようです。
私は日本人のガイドさんにチェンマイのバスターミナルに行ってランパーン行きのバスのチケットを買うところまでサポートしてもらいました。TECCの前にバス停があるので、ここで降りれば良いのです。プログラムは早朝から始まるので、前日の夜に到着します。前泊代と夕食は追加料金で、たしか500バーツくらいだったと思います。
さてお部屋です。ホームステイというコースです。
シャワーはお湯が出ます。ポリバケツの水の用途はよくわかりませんが、飲み水ではないのは確かです。
この部屋はクーラーがありません。一番暑い時期で、ものすごくバテました。しかし朝早くシャーン…、シャーン…と音が聞こえますので見ると、なんとゾウさんが森から出勤してくるところを見ることができました。
出勤してきたぞうさんは、池で水浴びをします。
そのあとショーをしたり、観光客の相手をしたりします。
上の写真はかつて森林で丸太を引いていたパフォーマンスをする衣装です。
森林で大木を引くよりはショーのほうが重労働ではなさそうです。
ゾウ糞ペーパーの工場見学をして
ゾウのことを学べる博物館を見学して
ゾウの病院を見学しました。
この時入院していたゾウさんは3頭いました。いずれも70才以上ということでした。細かく切った草を与えられています。入院中とはいえ、おとしの割には肌つやが良いように見えました。
帰りが問題で、通り過ぎるバスが止まるのを2時間ほど待ちましたが一切止まってくれません。見かねた現地の親切なご夫婦が車でランパーンのバスターミナルまで送ってくれました。そこでチェンマイ行きのミニバスに乗りました。チェンマイ行きのバスは何台もあるのですが、ランパーンで満席になってから出発します。途中で降りる人はほどんど居ません。なので、TECCの前で止まるバスが無かったのです。ランパーンまで車に乗せてくださった方がたまたま親切だったので良かったのですが、最初からヒッチハイクを予定するのはけしておすすめしません。
あとから考えると、TECCの方に特別にお願いしてチェンマイからのタクシーを手配してもらうのがベストだったと思いました。バスは覚えていませんが100~200バーツほど、タクシーはわかりませんが事前にだいたいの金額を施設へお尋ねください。
基本的に英語とタイ語しか通じません。事前の連絡もメールかFAXで英文のやりとりになります。
ゾウ使いプログラムに参加する場合、ゾウの首に一日中乗ってちょっとしたトレーニングの真似ごとをします。施設内のショーにもゾウ使いとして参加します。一日に三回ほどゾウと一緒に池に入りゾウの体を洗います。専用のウエアを貸してもらえますが、その下に着るTシャツとサンダルのような靴と帽子が必要です。池はウンチまみれなので、それなりのもので。一番暑い時期に参加したので、とても体力を消耗しました。参加者は65才以下、体重100kg以下の制限がありました。参加を検討の方は条件を確認してください。
熱中症気味でトレーニングのあとはぐったりしていましたが、良い思い出になりました。毎食ごとに沢山の果物を出していただいて、それで持ちこたえました。